D＆I(ダイバーシティ＆インクルージョン)というワードをお聞きしたことはないでしょうか？近年よく使用されますが、直訳すると「多様性と包括・受容」となります。企業においては性別やジェンダー、年齢や国籍、障がいの有無等の属性に関わらず、多様な人材を認め、適材適所で個々の能力を活かすことを意味します。
なぜ今D＆Iなのでしょう。少子高齢化により労働人口は減少し、人材の確保は急務です。
実際に女性の活躍の場の拡大、高齢者の再雇用、外国人や障がいをもつ人の受け入れなどが広まっています。またワークライフバランスや社内環境を重視する人が増え、リモートワークや時短勤務、ダブルワークにも柔軟に対応する企業は、離職率の低下だけでなく、企業自体のイメージアップにもなっています。異なった背景をもつ多様な人材が活躍する職場では、固定観念にとらわれないアイディアが生まれるだけでなく、多面的な議論が行えるため、リスク管理能力の向上も期待できます。
D＆Iの概念により、企業は内側から成長し続けることができます。しかし時流に乗っただけの形で実施するのではなく、自社の良さや環境、個性に合わせたオンリーワンのプランニングが理想です。お気軽にお問い合わせください。